2015年6月29日月曜日

サイアム・パラゴン(バンコク)の水族館



タイ発象気功である。

バンコクBTSのサイアム駅に直結のサイアム・パラゴンにあるBangkok Sea life Ocean Warldてな水族館である。

この水族館はタイ人だと400バーツで外国人は1000バーツであるのである。

もちろんあたしはどーみても日本人丸出しであるので、1000バーツを払ってご入館なされたのである。

なにしろ現在はとんでもない円安であるので、だいたい4200円ぐらいであるのである。

その4200円分の映像を入り口直後から出口の土産物屋までをノーカットでライヴ中継するのである。



入り口のチケットゲートでは忙しくて撮影どころではないので、ゲートを入ってからの撮影である。

まあ、真っ暗であるので、なにがなんだかわからんわけであるが、とにもかくにも、根性でカメラを回すわけである。

この日が6月27日の土曜日であったことも含めて、なにしろ施設の目的が目的であるので、とにかく子供だらけである。

よちよち歩きの幼児から、中学生の団体まで、もう、館内は大騒ぎである。

これが意外や意外の面白さで、ピラルクやサメといった大型魚が悠然と泳ぐ姿に遭遇すると、ううむ、人生というものはどこでどーなるのか神様のおぼしめし次第であるなあと、しばし感慨にむせぶこともあるかもしれないのであるが、もちろん、あたしの心はそんなことでは微動だにしないぐらいナニであるのである。

意味がわからんのである。

まあ、とにもかくにも、皆様方には、バンコクにお越しの際の参考にしていただければこれ幸いであるということでご挨拶に代えさせていただきたいのである。

タイというと、日本のテレビ番組ではピラルクやコブラや象使いてなものが取り上げられて、住民は裸でジャングルの木の上で生活してるてなイメージがないでもないわけであるが、バンコク在住のタイ人の皆さんの生活は日本の新宿となんら変わらん生活であるので、ピラルクやコブラや象さんは水族館や動物園に行かなければ一生見ることもできないのである。

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2015年6月8日月曜日

蔵の中


「蔵を建てる」に続いて「蔵の中」である。

そんなタイトルの横溝センセー原作の映画もあったように思うが、この蔵にはもちろんそんな妖艶耽美な物語はあるわけもなくて、なにしろ蔵本来のお役目の物置であるので、我が家伝来のどーでもいいガラクタを詰め込むことに終始しているのである。


まあ、ガラクタの定番のいつのものかわからんぐらい古い布団が積んであるのが見えるわけであるが、こんなもの捨てりゃいいのにという、いわばゴミを今後も我が家の文化遺産として所蔵することになるわけである。


入って左側に幅三尺のはしご状の階段がついていて、中は二階建ての、今風にいうとロフトになっていて、けっこう広いのであるが、写真ではなかなかその雰囲気が伝わらないのである。

とにかくゴミであるので、古いものでも価値があるてなもんでもないので、全部捨ててしまって、必要んなものだけ買えばいくらでもないものを、そこはそれ、お金持ちとしての余裕を見せなければならないので、今時ナンセンスで必要のない蔵を建てて見栄を張り倒すわけである。


頭領渾身のみごとな細工であるので、集成材だの合板だのてな材料は一切使用せずに、床も柱も梁も羽目板も杉の総原木使用になっているのである。

ロフトには、またロフトがついていて、かなり物がしまえるようになっているので、どんどんゴミを溜めることができるわけである。


二階のロフトに上がるとこんな風であるが、ゴミもここまで来るとなかなか雰囲気が出てきて、さらに溜め込むことに楽しみを覚えて、しまいにはゴミ屋敷になるんではなかろうかとさすがに心配になるのである。


二階から見下ろすとこんな感じであるが、入り口に履き捨ててあるのは、最近あたしのご愛用のクロックスのクラシックである。

ペタペタと歩きにくいビーサンからクロックスに替えたら、これが驚くほど歩きやすいので、某あまぞんであれこれクロックスをご注文遊ばしたのである。

それで、ビーサンのコレクションは、さすがに我が家のゴミ遺産としてこの蔵に所蔵して子孫に伝えると不評を買うので、燃えるゴミとして袋に分別してゴミ収集車の客となったのである。

あたしの夏の定番ファッションであるアロハにクロックスとゆーのは、湘南ボーイいや湘南おじさんいや湘南じじいとしていかがなものかと思うが、まあ、時代に合わせてファッションも揺れ動くのは致し方のないことであるのである。

ううむ、蔵からクロックスまであたしの趣味をこれでもかとご紹介してるわけであるが、ほんまにくだらんと言えばくだらんのである。

あたしの人生自体がくだらんと言われれば、ごもっともであるとしか言いようもないのであるが、どんなにすばらしい人生を送ってもどーせしまいにはおっちんじまうのであるから、思いっきりくだらん自堕落な生活を心がけているのである。

そのくだらなさが極まって蔵を建ててみたわけであるが、物置なら100人のってもだいじょーぶのイナバでいいのに、なんてことを言われるとそこはかとなく涙が溢れてくるのである。

もちろん嘘泣きである。

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2015年6月5日金曜日

蔵を建てる


「今時、蔵なんか建てるバカがどこにいるんだ」という声は重々ご承知の上であるが、それでも、やらなければならないことが男にはあるのである。

それでは女にはないのかとゆーと、そこはそれ、むにゃむにゃと話を濁して先に進むのである。

さらには、こんなものを誰が読みたいんだという声も重々ご承知の上のネタである。

まあ、「蔵が建つ」という言い方がある通り、古今東西を問わず、金持ち成功者の象徴といえば蔵である。

あたしも超零細企業新興財閥とはいえ、世間様にお大臣お金持ちとして認知されるためには、ここはひとつ蔵を建てなければならないのである。

それで、まあ、とにもかくにも、上棟式である。

何事も神事を尊ぶ象師匠であるので、まあ、言って見れば物置である蔵といえども、幣串を立てて、四方祓いに塩と米を撒いてお神酒を注いで、神職であるあたしがなむなむと祝詞を奏上して工事の無事安全を祈願し、地鎮祭も滞り無く終えて、いよいよ工事開始である。


足場をさらに細かく組んで、羽目板を貼って、改めて見ると、意外や意外の大ごとである。

始めてしまって、もう、後悔しているのであるが、今更、止めるわけにはいかないのである。


下塗りが始まると、さらに大ごとである。

まあ、どーせ物置だからたいしたことはなかろうつーことで、出来上がり勘定というどんぶり勘定の見本みたいな口約束で始めたのであるが、これはいったいいくら掛かるんだという心配が頭の中をグールグルであるのである。


そんなあたしの心配をよそに左官屋さんが下塗りを終えて、どんどん工事は進行するのである。


それで、漆喰を塗り終えて、蔵はみごとに落成したのである。

これが、庭の植木とコラボして、中々の景観である。


少し離れて見ても、中々の雰囲気である。


先日、我が家先祖代々の恒例で参拝した、おなじみの御岳山の御岳神社お犬様の御札を綺麗に貼ったのである。

これで、火防、魔除け、盗難除けは万全であるのである。


脇から見ると、さらにお金持ちの雰囲気がひしひしと伝わるのであるが、別に誰も見に来るわけではないので、なんの意味があるんだと言われれば、ぐうの音もぴーの音もでないのである。

まったくの自己満足であるのである。

馬鹿が金を持つとろくなことに使わないという典型であるのである。

しかし、びんぼーにん御用達のぱちんこやけーりんけーばに使わないところが、やっぱりあたしらお金持ち細胞所有者の真骨頂であるわけである。


後ろは窓に格子が入って、実に本格的な蔵が出来上がって、あたしも大満足の今日このごろであるが、蔵の中に入れる物は、もちろんどーでもいいものである。

蔵というのは基本的に物置であるのである。

まあ、なにはともあれ、物置さえもこの出来栄えという、象形流気功法宗家象師匠としては、象気功メソッドの威力かくありなんと言わんばかりの面目躍如であるのであるが、こんなもの建てるよりも、なんか美味いもん食ったほうがいいじゃんなんてことを言うと泣いちゃうのである。

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